健康の事について書いています。

 
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      家庭で気を付けなければいけないこと2



カロリー:
次にカロリーについてですが、糖尿病や肥満のある人ではカロリー制限が必要になります。これは職業というか仕事によっても違いますが、軽労作すなわち事務程度の軽い仕事の場合は、理想体重当り2530Kcalが目安です。つまり、理想体重64Kgの人なら25×641600Kcalということです。そして、80Kcal1単位ですから1600割る8020単位が1日に必要なカロリーということになります。1単位といってもピンと来ないかもしれませんが、例えば、ご飯12杯、食パン半切れ、リンゴ1個が1単位です。テキストとしては日本糖尿病学会で出している食品交換表があります。スポーツをしている人や重労働の人はそれに応じて理想体重当り35Kcal40Kcalとカロリーの量を増やす必要があります。食事療法がきちんとできているかは、体重がどう変化するかを目安にするとよいでしょう。すなわち、肥満のある人で体重が徐々に減ってくるなら食事療法がうまくいっていますが、体重が増加するようならもっとカロリーを減らす必要があるでしょう。普通に食事を取っていても殆ど理想体重かむしろ少ない位の人は、カロリーのことを気にしないで食事をしてもよいでしょう。子供も極端な肥満のある場合意外は普通に摂取してよいかと思います。
  塩分については、塩分の取りすぎは高血圧の原因になるので、控え目にした方がよいでしょう。血圧の高い方では特に注意した方がよいでしょう。塩分の多い食事としては、濃く作った味噌汁、漬物、ハム、カマボコ、ウドン、ソバ、ラーメンの出し汁、乾物物の魚などがあります。こうしたものを控え目にすることと、味付けに塩以外の酸っぱさと辛さを利用することも重要です。例えば、酢、ゴマ油、レモン、酢だちのどのかんきつ類、しょうが、唐辛子、カレー粉などの利用もよいでしょう。徐々に薄味に慣れるようにするとよいでしょう。11食は味噌汁の変わりにお茶や水にするというのもよいでしょう。


運動:
  次は運動についてですが、運動は前に述べた体重、食事、塩分と密接な関係があります。運動をすること自体カロリーを消費し、体重を減らす作用があります。また、汗をかくことにより塩分を排出します。肥満、糖尿病、高血圧の予防効果があると考えてもよいでしょう。糖尿病でも食事療法プラス運動療法が重要だといわれています。ではどういった運動がよいでしょう。要は汗をかく位の運動なら何でもよいのですが、時間のある方ならゆったりした散歩でもよいでしょうが、130分なら30分と決められた時間しかさけない場合はどういったものが効果的でしょうか。
  全身を使うものではスイミングや器具を使った筋力トレーニングがあるでしょう。もっと手軽にということであれば、足腰を鍛えることを兼ねて、高低差のある所をコースに選んで歩くというのもよい方法かと思います。登るときにかなりカロリーを消費するので汗が出てくるはずです。スポーツは全般的に運動としてよいでしょう。ただし、年齢や体力を考えてどのスポーツをするか考えなければいけません。ゴルフも一つの選択でしょう。運動療法として運動を始めるときの注意点として、最初は軽い運動から始め徐々に運動量を増やすということです。運動の種類、量など疑問な点はかかりつけ医など医師に相談して決めた方がよいでしょう。特に心臓の病気のある人や脳卒中をやったことのある人など何か病気のある人は相談してからの方がよいでしょう。無理のないペースで毎日続けるようにし、体調の悪いときは休んだ方がよいでしょう。夏場など汗をかいたときは水分補給も大事です。体の中の水分が不足した脱水状態のままでいると血液が固まりやすくなり、脳梗塞などの原因になることがあります。通勤に自転車や徒歩、歩きを取り入れるというのも非常に合理的な方法です。
  10分間あたりの消費カロリーを見てみますと、水泳のクロールは150Kcal、平泳ぎは100Kcal、ゴルフは丘陵コースだと50Kcal、平地コースだと30Kcal、なわとびが78Kcal、テニスが62Kcal、早歩きは40Kcalですが、普通歩きだと30Kcal、ゆっくり歩きの散歩となると23Kcalです。ゆっくり歩きは意外にカロリーの消費が少なく、これではご飯1杯分すなわち160Kcal2単位消費するためには約70分も歩かなければいけないことが分かります。


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